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<小田垣商店> 丹波大納言小豆 (特) 【令和5年産京都産】【メール便対応/1件1kgまで】
丹波大納言「小田垣商店 丹波大納言(特大)」
当店の黒豆は正真正銘の兵庫県篠山の本物です(丹波大納言を種に他の土地で栽培したものではありません)。丹波大納言小豆は、丹波黒大豆と同様、風土気候の適した我が丹波地方の特産で、古くから栽培され、その後改良を重ね、今日に及んでおります。宝永年代に当時の藩主が当地に産する小豆の優秀さを賞揚し、特に庄屋に命じて精撰種を納めさせ、更にその内より幕府に献納し、幕府は又京都御所に明治維新に至るまで献納して、御所も多くの特徴をもった小豆を賞味して「大納言は殿中で抜刀しても切腹しないですむ」ところから、煮ても腹の割れないこの小豆を「大納言小豆」と名づけたとも言い伝えられております。そうして赤飯をはじめ、昔から吉事の日と毎月一日・十五日には小豆御飯として一般家庭でも重宝され、又全国各地で有名菓子舗様の最高級和菓子の原料として広くご使用願っております。丹波大納言小豆の年間収穫量は600トン以下と、大産地である北海道の大納言小豆の約6万トンに比べ1%もありません。丹波大納言小豆も北海道大納言小豆も大昔に中国から原種が渡って来たと考えられておりますが、お互いの気候風土が全く異なり、以来幾多の改良を重ねてきたため、今では互いの特徴は全く異なり、北海道の大納言小豆が量産型で、寒さの中で育つように豆の皮が厚いのに対し、丹波大納言小豆は小収量型で、豆の皮が薄く、大粒です。こだわりの和菓子舗様では、丹波大納言小豆が大粒で風味・香りの点で優れていることから、年によって収量と価格に多少の変動があっても、今でも変わらず固執して丹波大納言小豆を原料としてご使用されているようです。
豆の上手な使い方
一般的には、あらかじめ水に浸した方が短時間でむらなく煮えます。特に煮豆や餡子にする場合は、前日から水に浸して使用します。新豆の小豆などは、水に浸して使用する事がほとんどなく、いんげん豆などもほとんど水浸けの必要がありません。洗ってすぐ火をかけて調理を始める事ができます。特にサラダなど豆が裂けないように煮上げたい場合や少し硬めの豆を好む場合は、この調理方法が適してると思います。なお、買い置きの少し古くなった豆はあらかじめ水浸けをして水の吸収を良くしてください。そうすることで、煮上がりが柔らかく、ふっくらと煮えます。
豆の状態によって多少異なりますが、小粒の大手亡や金時豆・とら豆・うずら豆などは2〜3時間、大豆系は4〜5時間、さらに大粒の紫花豆や白花豆・大福豆などは、煮込み料理6〜7時間、それぞれ豆の6〜8倍ぐらいの水に浸けます。なお、冬は気温が低く、水が冷たいのでやや長めに浸けるのがおすすめです。
豆の上手な選び方
豆は貯蔵が効くので収穫期だけでなく年間を通じて出回ります。特にその年に収穫され、晩秋に出回る新豆は柔らかく、美味しいとされていますが、現在は保管設備が整っているので、新豆でなくても質に関してはあまり差はみられません。ただし当年産の豆と前年産の豆とを混ぜて使うことは避ける必要があります。古い豆のほうが、水に浸ける時間や煮える時間を多く必要とするので、混ぜると煮えむらの原因になります。
豆の品質を見分けるには、豆粒の形状・粒大・粒揃・光沢等を基準にします。良い豆は、粒が揃い膨らみがあって色艶の良いものです。洗って水浸けすると浮いてくる豆は質が良くないので、すくって取り除いてください。当店で販売されてる豆は、あらかじめ選別・調製をしてから小袋に分けております。
豆の保存方法
豆は湿気と温度の変化を嫌うので家などで保存する時は、冷暗所を選ぶ事をおすすめします。大きめの缶に入れて蓋に購入日を記入したシールを貼っておくと使うときに便利です。