大豆
日本人の国民食といっていいほど、食卓に欠かせない大豆製品。私たちの身体をつくっている三大栄養素の一つ、たんぱく質が豊富に含まれていることから、「畑のお肉」とも呼ばれています。大豆の植物性たんぱく質は、ダイエットやボディメイクにも有効と評判のプロテイン市場でも、世界的に人気です。
特に、スズマルは極小粒の大豆で、納豆用に開発された品種です。大豆の中でも糖質が高く栄養分が多く、菌が絡んで発酵が進みやすいのが特徴です。
日本における大豆の需要と国内生産量
日本人における大豆の年間需要量は、約350万トンです。このうち日本で生産されているのは、年間15トン〜20トン程度。その大部分をアメリカなどからの輸入に頼っているのが実情です。ちなみに、アメリカでは、世界で消費される大豆の約半分の量が生産されているそうです。こうした数字からも、国産大豆が希少な理由が分かります。
大豆に含まれる栄養素
大豆には、たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンE、ビタミンK、マグネシウム、カリウム、カルシウム、食物繊維、大豆オリゴ糖、レシチン、ギャバ、大豆イソフラボンなど、実にさまざまな栄養素が含まれています。
身体をつくるために必要な栄養素が豊富に含まれているうえに、肉や魚に比べて脂質も少なく、消化吸収に負担がかからないため、大豆は身体にやさしい食材といえるでしょう。
その他に、幸せホルモンである「セロトニン」を脳内で作るために必要な、必須アミノ酸の一種「トリプトファン」も多く含まれます。
大豆を食べ過ぎるとどうなる?
いくら健康に良いとはいえ、大豆製品ばかりを食べ過ぎたりすると、栄養が偏り、体に必要な動物性たんぱく質や鉄などの栄養素が不足してしまいます。
大豆の一日における摂取量の目安は、体重1kgあたり2mgくらい。体重60kgの方でしたら、120mgとなります。主な大豆製品における含有量の目安は、木綿豆腐150g(1/2丁)が147mg、豆乳(200ml)が106mg、納豆50g(1パック)が120mg、となります。
大豆を食べすぎると、太るって本当?
肉や魚に比べ、カロリーが低いのは確かですが、食べ過ぎるとカロリーの取り過ぎになってしまうのは間違いありません。例えば、1食で、木綿豆腐の冷奴1/2丁(119kcal)と納豆1パック(86kcal)を食べた場合のカロリーは約200kcalとなり、鮭やサバの切り身の焼き魚(約120〜160kcal)よりカロリーは高くなってしまうのです。
重要なのは、肉やお魚、卵などとあわせて、適量の大豆をバランスよく食べること。大豆製品を毎日の食事に上手に取り入れ、体の中からきれいに、健康になりましょう。
備 考
■名 称:大豆
■賞味期限:365日
■保存方法:高温多湿、直射日光を避けて保管してください。
■内容量:500g・1kg
■原産地:北海道